講演当日はあいにくの雨。
会場最寄り駅での待ち合わせに、時間どおりに現れた畑村洋太郎さん。
「あ、小林さん? 今日はよろしく!」とても気さくな方で、移動中から講演直前まで、私に気軽に声をかけてくれました。
講演は、「失敗学の視点から見た21世紀のものづくりのあり方」と題して、近年発生した事故や失敗の事例をもとに、その考察や見直し、今後必要な取り組みまで、畑村さん独自の考えが随所に散りばめられた内容の濃い講演でした。
ものづくり大国日本。
世界に誇る日本の技術者にむけてのメッセージとして、畑村さんの講演は、絶大な影響力があると思います。
人は失敗から知識を学び、教養を得ることができる。
このことを再認識させられた一日でした。