「自然がくれた人間力」をテーマに高木美保さんの講演に行ってきました。
情報や物が溢れて豊かな社会になった反面、当たり前になってしまい見えなくなるものがあるのでは?
スーパーやコンビに行けば必要なものが料理され陳列されている時代。
実は人が生きていくうえで、いかに多くの他の生き物を奪わなければならないかを、人は悲しい業を背負っている生き物なのだということを忘れてしまっています。
昔はもっとずっと身近に自然と共に生活する中で、時には自然に恩恵を受け、時には自然の猛威にさらされ恐ろしさを感じる。
自然は必ず表裏一体である。
だからこそ、そのありがたみを感じ、 “必要なものを必要なだけ”欲張らず、近づきすぎず良い距離感をもって生活してこれたのです。
しかし人間の欲によって地球の生態系バランスが崩れてしまっています。
本来のあるべき姿、『人間味』を取り戻すためには、自然との関係性を見つめなおすこと、私たちの生活を見つめなおす必要があるのだと感じました。