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2008年7月 アーカイブ

2008年7月 4日

人生をよりよく生きるために

某文具メーカー労働組合さん主催の中西真人さんの講演を拝聴してきました。
今回のテーマは「タイムマネジメント 逆算の発想 」でした。


最近話題のワークライフバランスの推進に伴い、実際に業務効率化の手段としてタイムマネジメントのお問い合わせを多く頂きます。
今回もそうした目的での講演でした。


中西さんの講演で印象的だったのは、タイムマネジメントはスケジュール管理ではなく、自分の人生計画だということです。
一度しかない人生をよりよく生きる為に、その時間を作り出すためのスキルだということです。
そう考えると時間をどうやりくりするか、ということも何となく楽しいことに思えてきます。


タイムマネジメントはやらなければならないことのスキルと思っていましたが、中西さんの講演を拝聴し、「やらなくてはいけないこと」から「やったほうがいいこと」に変わりました。
楽しみながら業務効率化!


絶対お薦めの講演です。


中西真人 講演依頼情報


馬場真由香


2008年7月18日

『日本人は読書人』

先日、浅田次郎先生のご講演を拝聴してきました。


講演テーマは「読むこと・書くこと・生きること」浅田先生曰く「読書人とは読書好きな人ではなく、読み書きできる人」。
日本の読書人率は昔から世界の中で群をぬいて高かったようで、明治維新時では国民の90%が読書人だったそうです。
要因はこの国の伝達スピードにあり、密集して住んでいる日本では何事に対しても早く伝達されて、こと教育に関してはその伝達スピードがとても役にたったみたいです。


そして、もう1つの要因は寺子屋にほぼ全員通っていたこと。
当時から、教育に関しては身分に関係なく学べたようです。


日本人が読み書き出来ることが当たり前になったのもこういった環境が関係していたんですね。


ここで浅田先生からトリビアを1つ。
時代劇でよくあるお触書を読めない農民のシーン。


...あれはうそです。
ほとんどの人が文字を読めたそうです。


歴史好きの浅田先生ならではの楽しく勉強になるご講演でした。


山崎純平


2008年7月25日

名物解説者のサッカー哲学

北京オリンピックが間近に迫り、スポーツへの関心が高まりつつある今、サッカー解説者の松木安太郎さんの講演は特にお薦めです。
テレビで観る印象と全く同じで、さわやかでかつ礼儀正しい松木さん。
7月の真夏日に某地方銀行主催で行われた講演は、その暑さを倍増させるほどの熱気のこもったものでした。


特に強調されていたのは、「モチベーション」という言葉。


子供の頃から小さい体だったが、そこからサッカー日本代表になれたのも、常に向上心をもち、人一倍のモチベーションをもち続けたから。
野球のイチロー選手や陸上の有森裕子さん等、一流選手も例にとり、精神力の大切さを訴えていらっしゃいました。


松木さんのすごいところは、それを理論的に説明されるところだと思います。


不意に「あっ、今の笑っていいところですよ。」と時にはジョークを交えた講演に、一部熱烈なファンの方もいたりして、皆さん大満足だったようです。


スポーツを通して学ぶことは、万人に通じることがたくさんあると思います。
松木さんの講演は、対象者を問いません。是非一度、ご拝聴を!


松木安太郎 講演依頼情報


小林孝至


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