2009年3月4日、某銀行主催の資産運用セミナーの特別講演として女優の藤田弓子さんの講演会を拝聴して参りました。
対象の方は、60代以上のシニア世代の方々約200名の皆様でした。
藤田弓子さんは朝お会いしたときにも、笑顔で明るく、私たちの荷物も気にして下さるほど心優しい方です。
講演中は、この不景気だからこそご自分を「元気配達人」とお呼びになり、全国に元気を配達されているというお元気の良さはもちろん、演台を使用せずステージ上で笑顔で身振り手振りを織り交ぜて動かれ、会場全体が自然に笑顔になれるような時間でした。
テーマは 「いつも何かにときめいていよう」
これは、ご自身も還暦を過ぎていらっしゃる藤田さんのこれからのテーマなのだそうです。
今まで、お父さん、社長などで呼ばれていた方々も定年退職を迎えられた今、どんどん外に出て、『フルネームで読んでもらえる場所』を作って、好きなことにトキめいていこう!というメッセージをご自分の経験や、演劇のようなたとえ話を織り交ぜて伝えていらっしゃいました。
また、講演では随時、ユニークな藤田さん語録も盛りだくさんでした。その一つとして藤田さんは、自己紹介をされるときに『私、只今、育自(いくじ)中!』と紹介するそうです。
というのはどんな人、ものからも学ぶことはある!年をとることをマイナスに考えるのではなく、自分を育てていく気持ちでどんどん育自していきましょう!
という考えからなのだそうです。
少子高齢化が進む昨今、自分達のセカンドライフをどう設計していこうかと思っている方々も増えてきています。元気で明るく、笑顔溢れる藤田弓子さんの講演で、皆さんもトキめく人生を描いてみませんか?
穂積舞子