先日、某生命保険会社主催の研修会の特別講師として、東京大学大学院経済学研究科教授の伊藤元重先生の講演に同行して参りました。
対象の方は、40代から50代の保険販売代理店の代表者の方々約50名の皆様でした。
伊藤先生は、東京大学経済学部を卒業され、ロチェスター大学Ph.D、専門は国際経済学でいらっしゃいます。
また、小渕内閣「経済戦略会議」、森内閣「IT戦略会議」で委員を務め、いわゆる「アームチェア・エコノミスト」ではなく、ビジネスの現場を歩き、生きた経済を理論的観点を踏まえて鋭く解き明かす、いわば「ウォーキング・エコノミスト」として知られていらっしゃいます。
エコノミストの面でもウォーキングな先生ですが、今回の講演会場までもウォーキングで来られ、疲れた表情は微塵も見せず、笑顔で講演された先生はさすがでした。
今回のテーマは『これからの日本経済』
国際経済学専門でいらっしゃる先生ならではの世界情勢と絡めて、現在、今後の日本に必要なポイントを分かりやすくお話されました。
私たち自身が身近に感じにくい経済問題が実は一番私たちに身近であり、そんな世界経済を創っていくのは私たちであると感じることが出来るほど、わかりやすい経済論を展開していらっしゃいました。
世界の経済状況と日本の状況の違いとは・・・
アジアが持ちこたえている秘訣とは・・・
ずばり、日本の経済的弱点とは・・・
今後の日本内需を支える産業ベスト1は・・・
経済テーマの1時間30分という時間でしたが、難しい話が苦手な筆者でも本当に短く感じる講演でした。
というのも、携帯電話や、i-podなど身近にあるものを例に出して誰でもわかる視点でお話されたり、質問や笑いを取り入れた先生の話方がそうさせたのだと感じます。
企業の経営者はもちろん、老若男女、年齢を問わず、経済を理解できる先生の講演、皆様も一度は聴かれてみませんか?おススメです。