時は平成21年オリンピック招致が東京で叶わないとわかってから一週間、所は東北は山形。
プロ野球のいろいろなシーンで大活躍された「古田敦也」さんを招いてスポーツを啓発するイベント内の目玉コーナーとしてトークショーが行われました。
古田さんはMCの節丸さんとの絶妙なタッグを組まれ、60分間のお話をお聞かせくださり、その後20分間程会場の質疑応答に対応くださりました。
その質疑応答コーナーの中で、非常に印象に残った場面を紹介させていただきます。
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野球少年
『古田さんは現役時代、一日何回ぐらい素振りをされたのですか?』
古田さん
『回数を決めて素振りを行った事はなかった。大切なのは素振りの回数ではなく、素振りの本来の目的を理解し、その目的を達成する為の練習を行う事。
遠くに飛ばしたいのであれば、腰の入れ方であったり、ヘッドスイングなど、いろいろ意識をしながら練習する事が回数をこなすよりも大切だし、効果もあがる。』
(※古田さんはユーモアたっぷりにお応えいただき、且つ関西弁にてお答えになられましたが、今回ではそういった部分は割愛させていただいております)
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上記の「訓示」は、野球というスポーツのみならず、さまざまな事柄に通ずる事ではかと、感じました。
早速私は自身の行動に置き換え多くの物事を見直しました。
講演会って本当に、『気づき』を与えてくれる場所だと実感した一日でした。
(トークショーでも古田さんのメッセージは十二分に伝わりました)