先日、某企業の社員向けセミナーにて、ワークライフコンサルタントであるパク ジョアンスックチャさんの講演を拝聴してまいりました。
パクさんは、米国と日本で米国系企業に勤務後、日本に戻り米国系運輸企業にてアジア・太平洋地区での人事、管理職研修等のご経験をされ、米国とアジアに精通したグローバルな経験を活かし、ダイバーシティ分野で活躍していらっしゃいます。
今回のセミナーのテーマは「個人と組織を強くするワークライフバランス」。
ワークライフバランスという言葉は、社会的にもかなり浸透し、多くの日本企業でも、ワークライフバランスに関する部署の設置や制度が充実してきたと思います。
しかし、その背景には、低い労働生産性や働くことの意識改革を課題としている現状があります。
現在の日本がおかれている経済と労働環境を見ると、縮小傾向にあり、このことに対して、私たち日本人(日本で働く人)は危機意識を強くもつこと、自己研鑽をしていかなくてはならないことを、パクさんはお話されました。
企業にとっても個人にとっても厳しい環境の中、自分のキャリア、ライフワークに対して、自己責任とレベルアップを図っていくことが、ワークライフバランスを考えるには一番重要なことです。
私も、ワークライフバランスというと仕事もプライベートも同じくらいに充実させるという安易な考えを持っていましたが、これからは「賢く働く」こと今から自分がすべきこと、小さなことからでも取り組み、パクさんが教えてくださった「働き方の変革」と「自己変革」への意識を持っていきたいと思います。