高校で行われたバレーボール解説者で、元女子バレー全日本選手の吉原知子さんの講演を拝聴してきました。
吉原さんの講演は、冒頭に現役時代の紹介VTRを見ていただいいてからのスタートなのですが、ご入場の後のひとことで冗談をおっしゃるなど、緊張した高校生の雰囲気を感じ取り
お話をしてくださるなど、さすが世界で戦ってきた方です。
バッチリ高校生の心を掴んでしまいました。
講演では、ご自身のこれまでのバレーボール人生をなぞりながら、その時ご自身が感じたことや考えたことを高校生のみなさんににぜひ聞いてほしいという切り口でお話くださいました。
●やらないでいろいろ考えるより、やってみてどうだったかということを考える方がいい
●これからの人生をエスカレーターではなく、階段で上がってほしい。その方が情も経験もある人間になれるし、人にアドバイスできる。
高校生のみなさんも吉原さんの心もこもったメッセージを真摯に受け止めているようでした。
また高校生対象のお話ではありましたが、ご講演の中には、リーダーシップやチームビルディングの要素もたくさん盛り込まれていました。
少しご紹介すると
●練習の雰囲気が悪い時は、自分がまず動き、そして後輩にもその行動の目的をしっかり伝える
●チームの中で後輩になるほど先輩の顔色をうかがってしまう。そうした中で後輩に練習に集中し、目的意識を持って取り組ませるには下の子から意見をたくさん聞き出すことが大切などです。
吉原さんのキャプテンとしての姿は、まだみなさんの記憶にも新しいかと思います。
そんな吉原さんだからこそ、熱いメッセージがしっかり伝わってゆくのだと思います。
幅広い団体様におすすめの講師です。
講師選定に迷っていらっしゃいましたら、ぜひご検討くださいませ。