「僕が事故を起こして、足を失ったのは、今のみんなの三か月後です。」
先日、都内の高校で鈴木徹さんの講演会が実施され同行して参りました。
受験・卒業を控える高校三年生に向けて、
鈴木さんは講演の冒頭でこう力強くお話をされました。
今年は、オリンピックイヤーということもあり、スポーツ選手の講演についての
お問い合わせを多くいただいた印象を受けました。
私自身も多くの講演を拝聴しましたが、その中でも今回の高校三年生に向けた講演は、
その他のスポーツに焦点を当てたものとは少し違う印象を受けました。
スポーツに関するお話ももちろんですが、事故からの再生、
そしてスポーツに夢をつなぐまでの過程を中心に展開されていたように感じたからです。
鈴木さんが壁にぶつかり、人生のターニングポイントを迎えた時期と、
今、まさにその時期を過ごしている生徒さん。
高校生に向けての講演ではありましたが、
過去の自分に鈴木さん自身がエールを贈っているようにも聴こえてきました。
とても力強く、感動的な瞬間でした。
講演を検討される際に悩む講師選定。
"講師の方がターニングポイントを迎えた時期"に焦点を当ててみるのも、
ポイントの一つかもしれませんね。
鈴木徹氏講演情報