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佐藤真海さん講演同行「夢を跳ぶ」

今回私は、中学・高校の生徒の皆さんを対象にされた
佐藤真海さんの講演会に同行させて頂きました。


佐藤さんはパラリンピック走り幅跳びの日本代表選手です。


大学生の時に骨肉腫を発症し、右足膝下を切断し、義足の生活になりましたが
治療とリハビリを経て大好きなスポーツを再開されました。


義足の生活になった時は、自分らしさを失ってしまったと感じ
10年後の自分の未来は明るいものだと想像もできなかったそうです。
しかし、周囲の支えや、一緒に病気と闘ってきた仲間の強い思いから
「後悔しない人生を送る」ということを決心し、
自分らしく生きること、自分に限界をつくらずにチャレンジを続けていらっしゃいま
す。
その中で佐藤さんが夢中になったのが、走り幅跳びでした。


佐藤さんの強さは、乗り越える壁が高いほどやる気になるという
前向きな考え方だと感じました。
自分の気持ちの強さも進化しているとお話されています。


・無いものを嘆かず、有るものを最大限に活かす
・できない理由を探すのではなく、工夫をしたらできることに挑戦する
・神様はその人に乗り越えられない試練は与えない


これらのメッセージは私にとって印象深く、日ごろの生活の中でも
自分が苦手てしているものや、自信が無いものに対しての意識を変えてくれました。
聴講されている学生さん達も、勉強や人間関係、夢に悩みが多いかと思いますが
佐藤さんの想いが伝わったのではないでしょうか。


現在は仕事と競技を両立され忙しい毎日を送られていますが
昨年は大学院に通われ勉強を続けたり、
走り幅跳びの国際大会に初めて一人でエントリーをしたり、
毎回お会いする度に新しいことにチャレンジしている姿を拝見でき
こちらが勇気づけられます。


笑顔もとても素敵な佐藤さんです。
ぜひ皆さんにもお話を聞いて頂き、自分で限界をつくらず
明るく前向きな気持ちを感じて頂きたいと思います。


佐藤真海氏講演情報


江本千夏


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