先日、豊洲にある大手企業様の管理職ミーティングの中で、
アルピニスト野口健さんにご講演いただきました。
野口さんの講演は、活動内容を簡単にまとめた紹介VTRから始まります。
バラエティ番組でも、良くお見かけする野口さんですが、
冒険家としての活動以外に、清掃登山、遺骨収集、「野口健環境学校」開校など
様々な活動をされており、それらの活動内容をうまくまとめたVTRを上映した後、
軽快な小走りで野口さんが登場されました。
今回のテーマは、「夢・目標」でしたので、
少年時代のエピソードからはじめにお話いただきました。
高校生の時に先輩に暴力を振るい停学処分になっている時に、
登山家の植村直巳氏(日本人で初めてエベレストに登った人)の本を読み、
自分にレールをひいていない植村さんに影響を受け、登山を始められます。
その後、モンブランとキリマンジャロに登り、徐々に評価されるように
なったそうです。
父親には、「自分で金を集める事が出来なければ山に登るな。」と言われ、
その後、スポンサー探しに没頭し、相当数の企業を訪問されたそうです。
そういった努力もあり、世界の6大陸最高峰の登頂に成功し、
順風満帆に登山家人生を歩まれ、憧れのエベレストは挑戦されたそうですが、
エベレストは、今までの山とは違いました。何度も死を体感したそうです。
その時の壮絶の体験が、野口さんの人生感を変えさせ、
現在の様々な活動に繋がっているそうです。
そんな壮絶な話とは裏腹に、
終始、冗談を織り交ぜた笑いある講演会で、会場も大盛り上がりでした。
野口健さんの壮絶な体験談からもう一度、
自分の夢や目標を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
野口健氏講演情報