経営者様が集まられた会で、達川光男さんの講演同行をさせていただきました。
達川さんはまず、ご紹介用のDVDを流されます。
大変楽しい内容で、会場も笑いの渦に巻き込まれます。
会場が温まったところで、達川さんの登場です。
ご自身の経験談や関わりのあった選手、監督のお話をされますが、
中でも張本勲氏のお話が、感動的でした。
張本氏は、子どもの頃にやけどをし、
やけどをした動かない手で3,000本安打の偉業を達成されました。
(やけどの手を見たことがあるのは、
張本氏のお母様、川上哲治氏、3人目が達川さんだったそうです)
張本氏が仰るには、幼少期の頃からやけどの責任を感じた張本氏のお母様が、
やけどの手を見るたびに責任を感じ、泣いていらしており、
「立派な野球選手になるから泣かないでくれ」
と立派な野球選手になることを決心され、努力をされました。
張本氏は、「こんなに不自由な手だったから、野球選手になれた」とも仰っているそうです。
「努力をしたから成功するとは限らないが、成功する人は努力をしている」と。
面白おかしくお話をされる達川さんですが、張本氏のエピソードに関しては、
しんみりと感動的にお話をされ、講演の90分間の間に、
笑いあり、涙ありのお話となり、聴講者の方も笑いも絶えない講演でした。
達川光男氏講演情報