先日、「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の
著者である香取貴信さんの講演に同行させて頂きました。
今回は代理店の方々対象の表彰式にて、その一環としての講演会ということで、
全国各地からお越し頂き、香取さんのご講演をご聴講されておりました。
香取さんは「明朗活発」という言葉が一番に思い浮かぶぐらい、
とても元気ハツラツな方です。
講演会の冒頭では、高校1年生からディズニーランドでアルバイトを始めた
きっかけを語られておりました。
・家が近所だった(バイクで15分)
・時給が良さそう
・自分がミッキーマウスになって彼女を喜ばせたい
上記のように非常に単純な動機でした。アルバイト初日で既に辞めようと思って
いたのが、結果的には約8年間勤めることになり、それはディズニーランドだった
からではなく、周りにいた先輩や同期など「仲間」の存在が大きかったからだと。
そこで学んだ感動的なサービスには2種類あるということで下記ご紹介致します。
1、機能的サービス
・「当たり前のことを当たり前にやる」
・その代表的なサービスは「挨拶」
→「いらっしゃいませ」のように相手から返事がないのはただの「掛け声」。
「こんにちは」という挨拶でもただ言うだけでは機械でもできる。
→我々人間には表情があるので、相手の目を見て笑顔で「挨拶」することが大切。
また、安全性という面で雨の日にベンチを拭くのは、実際に手で触りながら
安全性を確認することが真の目的である。
2、情緒的サービス(感動を呼ぶサービス→あると嬉しい)
・人間にしかできないこと、すなわち相手の気持ちを読む「思いやり」が重要
・命令で人は行動するが、その人の「心」までは動かせない
→「共感・感動」をまずは自分から行動して生み出してあげること
・心のスイッチがOFFになっていると人は「見て見ぬフリ」をしてしまう
どうすれば「心のスイッチ」がONになるのかということも非常に熱のこもった
口調で語っておられました。
「皆さんは自分の仕事をとことん好きになっているでしょうか?」
「好きになれば『情熱』や『こだわり』が出てくる」
「何事もきっかけは他人がくれるが、最終的に決めるのは『自分』」
「どっかで誰かが自分の仕事を最高にはしてくれない」
「感動」をキーワードに「リーダーシップ」や「モチベーション」の講演会を
ご希望されている企業様などには特にお薦めです。
ぜひ一度、お問い合わせ下さい。