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講演の冒頭で「90分後この教室を出るときに何かやる気が出てきた。
杉村太蔵でもここまでできるのなら、私も何でもチャレンジできると
思ってくれたら嬉しいです」と話し始めました。
スポーツ推薦で入学した筑波大学を中退になり、その後、派遣会社に登録し、
清掃会社に派遣社員として働き始めました。
清掃を担当したのが後の就職先となるドイツ証券。
そこで一生懸命にトイレ掃除をしているとドイツ証券の上司に
「君は必ず出世する」とスカウトされ入社しました。
ここではコスト感覚を学んだとおっしゃいました。
これまでの人生で一番つらかったのは選挙落選後の無職の時期。
そんな時にサンデージャポンからオファーがあり出演したところ、
その放送回が年間最高視聴率を記録し、その日を境にTV出演のオファーが
殺到していきました。
今でも自分は何がおもしろいか分かっていないが、
杉村さんはTVではオーバーリアクションを意識し、
いかにバカっぽく、頭が悪い印象を視聴者に与えられるかを心掛けておられます。
理由はメディアからの需要があり求められているからです。
そんな時に「バカは活きる」のである。
バカは愛される。使ってもらえる。育ててもらえる。
相手よりへりくだり頭を下げる。
そうすることで何事も謙虚で一生懸命になれる。
これが出来るか否かは人生を大きく分けると言いました。
そして、杉村さんが何気なく口にした
「本当のバカはバカを演じることが出来ない。
賢い人間でないとバカにはなれない」という一言が強く心に残りました。
ぜひ、杉村太蔵さんの講演をお考えの方は弊社までお気軽にお問い合わせください!