小泉先生は、和食の世界文化遺産への登録にも尽力されており、
注目の集まるテーマでのご依頼をいただきました。
そもそも、和食とは何なのか?
何点かご紹介をされるうちの一つとして、
日本の水は、鉄分が少なく、酸化しないので、とても良い水だそうです。
ですので、「米を炊く文化」が発達しました。
(それに比べて、外国の主食はパンであり、水を蒸発させて食べているそうです)
また、食事の前に「いただきます」と感謝するのは、
日本だけだそうです。
仏教からくる、動物に対する倫理観の表れとのことです。
現在、食事の欧米化が進んでいますが、体にあわない食事は、
寿命を短くしてしまうそうです。
例えば、沖縄県は長寿として有名でしたが、
現在男性が3位→30位に落ちているそうです。
これは、第二次大戦後、アメリカの占領下で缶詰が流通し、
現在もスパム等缶詰を食べる文化が浸透しているからとのことです。
日本人の体にあっている、和食は本当に大切なもので、
この文化を私も大切に行きたいと思う講演会でした。