エコとマジックショーのコラボレーション。
これがエコマジシャンミヤモさんの講演スタイルです。
そんな『エコマジックショー』を
今回は、ある小学校の体育館で行っていただきました。
開演前から待ちきれない様子の子どもたち。
そんな期待が膨らむ中、音楽がスタートしてミヤモさん登場!
おもむろに新聞紙を取り出してみせると、
突然ビリビリに破ってしまいました。
しかし、フッと息を吹きかけると、破れたはずの新聞紙が元通りに!
不思議なことが起こったように感じますが、
実は、皆さんも日常的に同じようなエコマジックを行っているのです。
一度読んだ新聞を回収し、再度、新聞紙に生まれ変わらせる
「リサイクル」というエコマジックです。
他にも、長さや形を自由に変えるロープマジックの披露や、
ほそくちぎったティッシュペーパーを「うどん」に変えて食べてしまうなど、
子どもたちにも協力してもらいながら、
目の前でどんどん不思議な出来事をおこしていきます。
もうお気づきかと思いますが、
これらは全部「リサイクル:再資源化」、「リユース:再利用」、
「リデュース:ごみを減らす」の3Rに関するマジックなんです。
コップに注いだ水に、聴講者の皆さんからパワーを送ってもらい
一瞬で氷に変えるマジックもご披露頂きました。
いま、地球は温暖化の影響で
南極や北極の氷がどんどん溶けています。
土地が乾き、砂漠化もすすんでいます。
氷も、砂漠も、マジックのように簡単に元に戻すことはできません。
では、私たちが地球を守るためには何ができるのか?
それは、無駄なエネルギーや資源を使わないことです。
身近で小さなエコを続けることが、大きな地球を守ることに繋がると
ミヤモさんはマジックを通して教えてくれます。
今回来てくれた子どもたちも、一生懸命パワーを送ったり、
マジックのお手伝いするために手をあげてくれたり
元気いっぱい参加してくれました。
少し難しいように感じる環境問題も
一緒に楽しく学べる『エコマジックショー』となりました。