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2015年7月 アーカイブ

2015年7月17日

四方啓暉さん講演同行 『リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ』

先日、四方啓暉さんの講演に同行してきました。
『リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ』と題し、
リッツ・カールトンの世界に誇るサービスについて、
お話しいただきました。


例えば皆さんは家族が風邪を引いたと知ったときどうされますか?

薬を買ってきたり、お粥を作ってあげたり、

少し想像しただけでもそういった思いやりの行動を

当たり前のようにとられるのではないかと思います。

リッツカールトンの目指す顧客満足は、

お客様に対してこの家族のような考え方を持つこと、

そしてお客様に「第2の我が家」のように感じてもらうことにあると言います。
実際に、もしお客様が体調を崩されていて

少し寒気を感じるというようなことを耳にした場合には、

すぐにお部屋まであたたかいハーブティーを無償でお持ちするなど、

スタッフそれぞれが自主的に行動をされているそうです。


このように家族や友人のようにお客様の事を知り、

察する力を身に着けるという教育を徹底するにはどうするか。


そのツールの一つとして用いているのが企業理念、

サービス理念を記した<クレド>だと言います。

リッツではスタッフが常にクレドを携帯しており、

日常のスタッフ同士の会話の中でもこのカードを用いながら

お互いの業務の報告をし合うことで、

常に自らの使命を忘れない習慣が出来上がっています。

また、もし仮に上司や一緒に働くメンバーが変わったとしても

このクレドさえあれば、自らに与えられたミッションに

ぶれずに対応を行うことができるのです。



またリッツでは、従業員満足に関する取り組みも積極的に行われています。

副総支配人だった四方さんが多くの部下の

やる気を持続する為に大事にされてきたことが、

部下に対し「信頼の気持ちを持つこと」と

「成長し続けられる環境をつくること」だと言います。

部下が自主的に考え実践し、例えそれが上手くいかなくても、

課題と正面から向き合ったことを評価する、

これが特に大事なことだと四方さんは話します。
このような従業員満足への取り組みが

結果的に更なる顧客満足の向上に繋がるのです。


顧客満足と従業員満足の相関、

これこそが、「リッツカールトンの究極のホスピタリティ」 の真髄なのです。


私もまだまだ若手のビジネスマンとして、何か課題にぶつかった時、

自分の考えに自信が持てず、行動することに臆してしまうこともあります。

ただそこから逃げず、向き合ったことを評価してもらった時、

その結果以上に充実感を得る瞬間があります。


四方さんのお話はいちスタッフとしても共感できるところが多く、

また今後もし自分が上の立場になった時、

こういった社内環境を作っていきたいと思える

非常に前向きな気持ちになるご講演です。


四方啓暉さん講演情報

大川拓馬


2015年7月23日

齋藤泉さん講演同行 『一瞬の出会い』

『心地よく過ごしてほしい』


通常の新幹線販売員は3時間で8万円程度のところ、
26万円強売り上げるなど、数々の記録を持つカリスマ販売員の
齋藤さんが心がけているたった一つのことです。


齋藤泉さんは弊社だけでも、100回を超える講演を行い、
6,500名程いる登録講師の中でも
2013年下半期では講演数で堂々の1位に輝くなど、
講演業界の中でも大変活躍している人気講師です。


そんな齋藤さんは、今でもパートとして車内販売に従事されています。
講師として活躍しているのだから、パートをしてまで
車内販売をしなくてもいいのではないか?
私はそう思っていました。


しかし、講演を聴いて、車内販売を続けるその理由が分かりました。


「心ある人間が、心あるお客様に対して提供できるサービスは無限大。
それは自動販売機には出来ないこと。心をこめることこそ、
仕事における最大の意義だと私は感じています」
という齋藤さんの言葉に込められていました。


二度と同じ出会いは無い。一瞬の出会いが、無限の可能性を生む。
だから齋藤さんは今でも続けているのです。


自動販売機などの機械が発達した今だからこそ、
機械にはない"気持ち"を大切にすること。


今の時代に見落としがちな価値観が、
この講演には隠されています。


接客・営業の社員向け講演はもちろん、近年企業が大切にする
CS向上を目的とした講演でもお勧めです。


齋藤泉さん講演情報


土橋昇平


2015年7月29日

外資系企業トップマネジメント浅見隆氏から学ぶ
「現場主義と行動哲学」

浅見さんは、長瀬産業株式会社Kodak製品本部、

Spalding Japan、Johnson and Johnson、Revlon Japanというように

外資系企業でトップマネジメントをされ、Revlon Japanでは

30年間の赤字経営を、2年間で黒字体制への転換に成功された方です。


これまで、新入社員の皆さん向けに「仕事への向き合い方」、

若手社員の皆さんに「リーダーシップ」、

役員・経営者層の皆さんには「トップとしての心構え」のお話の他、

現場重視で営業に携われて数々の功績を残され、

「営業マンとしての在り方」等、幅広くご講演を頂いております。


浅見さんは、主催者様ごとにいつもオリジナルで内容を構成され、

ご自身が体験されてきたリアリティー溢れるお話のため、とても説得力があり、

ご講演後は、聴講者の皆さんからは、今までの自分を見直すきっかけとなった等、

すぐに改め実行できる内容を実感されるご感想を頂戴します。


更に、ご一緒させて頂きいつも驚くことは、

浅見さんはいつでもお客様、お相手、仲間の立場を尊重されていることと、

その方々とのご関係性についてです。

人と人の根底にある信頼や繋がり【connectivity】を大切にされていらっしゃることを、

目の当たりにしています。


浅見さんは毎回、相手に感動を与えられることは何かということをごく自然に行動され、
しかもそれがスピーディーで、周りにいる私たちを楽しませてくれる方でいらっしゃいます。
自分自身が、相手にとってどれだけ価値ある存在でいられるか

、また会いたいと思ってもらえるか、そのためには

自分がワクワクして楽しい人間であるかなどは、

私たちが仕事をしていく上で重要な事だと思っています。
現場主義、知行合一を貫く浅見さんの行動哲学、

講演をぜひ皆さにお聴きいただきたく思います。


浅見隆さん講演情報


江本千夏


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