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この度、12年ほど続けてきましたブログを閉じ、
自身の発信をツイッターに集約することとしました。
ツイッターへ集約をしても、自身の発信の本質のような
ものは全く変えずに綴っていこうと思っていますので、
引き続き宜しくお願い致します。
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この度、12年ほど続けてきましたブログを閉じ、
自身の発信をツイッターに集約することとしました。
ツイッターへ集約をしても、自身の発信の本質のような
ものは全く変えずに綴っていこうと思っていますので、
引き続き宜しくお願い致します。
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今日から弊社は今期の後半に入ります。
昨日もそうでしたが、前半はとにかく強い台風や豪雨それらに
ともなう災害がたくさんあったという印象でした。
また、北海道では広範囲の停電を発生させた大きな地震もありました。
ペルソンを創業から振り返ると、もちろん過去にも甚大な被害を及ぼした
災害はありましたが、今期の前半のように、それが連続的に発生したのは、
初めてだったように思います。
1度でも厳しいのに、こう連続的に発生するというのは、目に見える物的な
ダメージは当然として、合わせてメンタル面をとてもユウウツにさせます。
私が住む東京都心は昨晩の零時前後頃から風雨がとても強まりました。
これにより発生する多大な影響を少し暗い気持ちになりながら想像し、
この強い風雨を見ていたのですが、やはり自然は驚異だとあらためて思い入り
ました。しかし同時に素晴らしいものだという事実も分かっていながら。
こんな自然と我々は共生して生きていかなければいけない、というのは分かって
いるのですが、やはりそれでもどうしてこんな厳しい境遇を我々に与えるのか、
そんな嘆きの気持ちをも起こさせます。
自然とはやはり驚異な存在です。
ビジネス云々以上に、自然の驚異をあらためて思い知らされたこの前半でした。
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確か32、3歳の頃だったかと思う。
あー、仕事ってそういうことか、と腑に落ちて理解できたのが。
これは、これまで何か詰まっていたものがスーっと、抜けたような
感覚でもあり、同時に仕事の「質」が実感として格段に上がった
タイミングでもあった。
13年くらい前の話になるが、
うちに長くご登録して頂き、数多くの講演をして頂いている、
臨床スポーツ心理学者の児玉光雄さんが、講演会で仕事の「質」について
こんなことを語られていた。
量質転換という言葉があります。これは、量をこなすと、
ある時にそれが質へと転じるという意味です。
これはどのアスリートにも当てはまることであり、
ビジネスの世界でも言えることです、と。
逆に、質質転換はありえない。つまり、
初めから質や効率性を求めても、質へは転換しません。
振り返ってみると、私も20代後半から30代前半の時期に、
1日24時間仕事をしていた時期があった。
もしかすると、この量が32、3の時に質へと転換したのかもしれない。
当時は余計なことを考えずに、ただただ我武者羅に仕事をしていただけ
なのだが、この年になってみると本当によかったと思う。
やはり、50歳を過ぎても質の伴わない仕事をしているのは格好の
いいものではないからだ。
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これまでにも何度となくこのブログで綴ったことなのですが、
あらためて、世の中は知っているか知らないか、
それで大きく道が変わってしまいます。
これは、私が現事業をやってきて実感したことです。
我々ペルソンには毎日のように、講師のみなさんを通じて、
古くから言い伝えられている賢い知識や知恵、
また新しい知識や知恵が入ってきます。
それらを聞いたり、また書籍などの形で眺めていると、
ほんとうに世の中は知っているか、知らないかで、
大きく道が変わってきてしまうな、と思います。
いつの時代でも難しい問題に、誰もが遭遇します。
しかし、その遭遇した問題と似たようなことを、結構、
先人たちが既に経験し、そして既に解決をしていたりしています。
この先人たちの知識や知恵を知っているか、知らないかです。
また、新しい知識や知恵を入手したか、しないかです。
あらためて我々がしている事業の貴重さを我々自身が再認識し、
この貴重な知識や知恵を価値観の伝達という企業理念のもと、
たくさんの皆様に運び続けて行きたいと思います。
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今年は本当に台風が多いな、とつくづく思います。
私たちは日本全国に講師の派遣をしているので、
台風が発生するたびに各地に向かわれる講師のみなさんの
交通状況、講演会や研修会を開催される主催者の皆様の
状況が平常の時以上に気になります。
できれば全ての台風が日本列島から逸れてくれれば、
と発生する度に祈るような気持ちで思うのですが、そうはいきません。
そうはいかない状況の中で、いかに無事に安全に会を全うさせるかが、
我々の大事なミッションとなります。
このようなミッションを18年間続けさせて頂いているので、
いつからか自然には勝てなく、自然とは共生し、その中で最良の仕事を
しなくてはならないといつからか思うようになりました。
創業当時は、なんなんだ台風め、と発生する度に怒りにも
近い意識でいたのですが。
もう十数年前の話しになりますが、養老孟司先生が、
講演会でこんなことを言われていました。
人間の造った物は、脳が創造したものだ。脳は自然が造った物だから、
人間は自然には絶対に叶わない、と。
自分自身が仕事で直面する台風のことや、それ以外で起こる自然に
まつわる災害などを目にするたびに、この言葉を思い出します。
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昨日、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳児の男の子が
3日ぶりに山中で無事発見され、メディアで大きく報道されていました。
まずはこの男の子が無事に無傷で発見されたことが何よりだったのですが、
同時に、その発見者であるボランティア捜索者の尾畠春夫さんの無私の行動も
大きく取り上げられ話題となっていました。
この尾畠さんは、今回のボランティア捜索だけでなく、東日本大震災や
熊本地震などでもボランティア活動を繰り返されていたそうなんです。
この尾畠さんのインタビューを聞いていると全く私心を感じません。
すごい人だなと感心するばかりです。
どなたかがこの尾畠さんをお地蔵さんみたいな方、手を合わせたくなる、
と答えていましが、本当にそんな方です。
私はこの尾畠さんのことを見ていて10数年前に聞いたあるボランティア
関係の講演会である講師が言っていた一言を思い出しました。
何かを求めてボランティアに参加をするならやめた方がいい、
本当に見返りなど求めずにただただその活動をしたい、という人だけが
ボランティアに参加してください。
ボランティアってそもそもそういうものですが、実際は何かしらの私心を
もって参加されている人もいるようです。
それにしても尾畠さんのような無私の人を見ると、今更ながら
大切なことについて考えさせられます。
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一昨日、弊社の講演依頼.comでピコ太郎のプロデューサー、
古坂大魔王さんのインタビュー記事が編集チームからアップされました。
古坂大魔王さんってどんな人?どんなキャリアを積んできた人?
どうしてピコ太郎はブレイクしたんだろう?私も前からそんなことに
とても興味を持っていたので早速読みました。
インタビューの題名にもなっているのですが「お笑いブームで売れっ子たちが
外車を買っている中、僕は音楽に全財産をつぎ込んだんです」というくだり
や、「自分がやりたいことをやるために、歌やライブはピコ太郎に任せた
んです」というくだりなどがとても面白かったのですが、中でも私が特に
興味を持ったくだりがありました。それは「絶対無理だと思ったことも、
言い続けると、本当になるんです。だから以前、小学校で講演をさせてもらった
ときも、言霊って大切だよ、と伝えました」というくだりです。
このことを大切にしている人って大魔王さん以外にも、結構たくさんいるんです。
自分が実現させたいことを口にするって勇気のいることかもしれませんが、
実現させるためにも口にすることって大切なんでしょう。
何か新しい企画を実現したい人、超理想の恋人を見つけたい人、理想の自分に
なるためにシェイプなんかを考えている人、さあ、口にしちゃいましょう。
言霊って大切だよ。
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先日もバブル期のことがお酒の席で話題になった。
バブル期の話はいつの日になっても、
年に何度かは話題になるような気がする。
最近このバブル期のことについて、
体験してみたいなー、という20代の若者と何人か遭遇をした。
最初はどうせバブル世代同士の過去ばなしに合わせているのだろう
と思ったいたのだが、どうもいずれにおいてもかなりまじめに
そう言っている様子だ。
こういう遭遇は5年くらい前以前には全くなかったような気がする。
実をいうと、この私もバブル期を体験してみたかったという世代だ。
厳密にいうと、バブル期の果実を実際に味わってみたかったという世代だ。
高校を卒業し2年間の浪人生活を経て社会人となったため、
1年違いで果実を味わうことが出来なったからだ。
そう、ちょうど1年前にバブルが崩壊をしてしまったのだ。
でもどうしていまの若い世代の人たちから、まじめにバブルの時期を
体験してみたかったというような発言を聞くようになったのだろうか。
私はバブルの果実を味わっていないが、学生時代にあのふわふわとした空気、
このままこの空気は永年に続くのだろうなと思わせるような、
なんの不安も与えない世の中全体の空気は、今思うと確かに最高だったように思う。
だとしても、あの頃よりも間違いなく発展しているこの世の中で、
どうしてあれを体験してみたいな、なんていう言葉を聞くのだろうか。
それが多少は言葉を合わせているとしたとしても。
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客観的に考える力と継続する力のふたつがあれば、
たいていのことはクリアーできるというのが、
私の考え方だ。
たいていのこととは、例えば日本の伝統武芸に用いられて
いる初段という階級をひとつの目安にするといい。
もしこの初段のようなものが獲得できないとすれば、
それは客観的に考える力と継続する力のどちらか、もしくは
両方のどちらにも不足があるからだ。
もし今、壁にぶつかっていることがあれば、
自分の現状を客観的に見つめ直し、見つめ直した結果に
得られた自身の欠点なりを修正する作業を継続して行ってみよう。
きっとたいていの壁はクリアーできるはずだ。
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前回に続きまた、1秒後の未来について書くことになるとは。
サッカー日本代表が決勝トーナメント進出が決まりましたねー。
昨晩の試合で後半にポーランド代表に1点先取されてからは、
あー決勝トーナメントはもうダメかな、と私を含めかなり多くの
日本人サポーターがそう思ってしまったのではないでしょうか。
ところが一転、同時進行していたコロンビアとセネガル戦で、
コロンビアが1点先取したという情報が入るや否や、
私を含めサポーターの顔色が急に血色よくなっていたはずです。
両試合がこのままの状態で終了をすると、フェアプレーポイントの差で
日本代表が決勝トーナメントに進めるのです。
それから西野監督が取った戦術についてはみなさんご承知の通りだと思います。
西野監督が取った戦術に対して、なんかモヤモヤするよな、とか
フェアーじゃないんじゃない、などの意見を聞きますが、
私は大きな拍手を送りたい。実際、その戦術を取り始めた時から、
私はテレビ画面に向かってずっと拍手で応援し続けていました。
それでいいぞっ、それでっ、と。
勝負の世界は厳しいもの。
その厳しさを知っている人であればあるほど、
必ずあの戦術を称賛するはずです。
日本代表は、今回の試合でも1秒後に何が起こるかわからないぞっ、
ということを教えてくれました。
あらためて、ビジネスの世界でも1秒後に何が起こるかわからないぞっ、
の精神が大切なのです。