きのう、世界が大注目をした史上初の米朝会談が行われました。
私もその様子をかなりの時間見つめていました。
そして当然ですが、会談中また会談後に各方面の方々がその内容について、
たくさんのコメントや感想を述べていました。
この会談は北朝鮮の方にかなり有益なものとなった、合意文書がかなり抽象的
すぎる、合意しただけでなく実施されてこそ意味がある、完全な非核化へ
具体策なし、など。
どの意見も確かにその通りだと思えるものばかりでしたが、
私は会談の内容以上に、この会談が実施されたこと自体に意味を見出していました。
イノベーションという言葉があります。
いま、多くの人がこのイノベーションの重要性を説いています。
しかし、言うは易しで、このイノベーションはそう簡単に、
起こせるものではありません。議論を重ねただけでは、
しているだけでは全く起こすことはできません。
イノベーションを起こすためには、まず一歩を踏み出すことです。
そして起きるまでその行動を止めないことです。
今回の米朝会談を通じて、これまで全く風穴を開けることの
できないでいた数々の問題に一筋の光が差しました。
日本でいえば、拉致問題。この拉致問題が解決をするかもしれません。
もし解決をすれば、それこそイノベーションに匹敵をするような出来事です。
様々な意見がありますが、まずは一歩を踏み出したこと。
踏み出せたことに、私は今回の会談の大きな意味を見出しています。