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 客観的に考える力と継続する力のふたつがあれば、
 たいていのことはクリアーできるというのが、
 私の考え方だ。


 たいていのこととは、例えば日本の伝統武芸に用いられて
 いる初段という階級をひとつの目安にするといい。


 もしこの初段のようなものが獲得できないとすれば、
 それは客観的に考える力と継続する力のどちらか、もしくは
 両方のどちらにも不足があるからだ。


 もし今、壁にぶつかっていることがあれば、
 自分の現状を客観的に見つめ直し、見つめ直した結果に
 得られた自身の欠点なりを修正する作業を継続して行ってみよう。


 きっとたいていの壁はクリアーできるはずだ。


 


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